今回紹介するのは 「1000人の看取りに接した看護士が教える後悔しない死の迎え方」
一般的な家庭では、 「死」について会話する機会というのはあまり多くはないでしょう。
「自分が死んだら」「あなたが死んだら」といった話は、 日本では「縁起でもない」と敬遠されるからです。
また、人生百年時代という長寿、最期を迎えるのはほとんどが病院で、 家で看取る機会は少なくなり、死を考える機会が少なくなってしまいました。
しかし、生者必滅の道理は変わらず、 当たり前のようにこの世は無常であります。
死があることを忘れてはいけません。
死がいつ来るかわからないこと、 明日は来ないかもしれないことを忘れてはいけません。
有限だからこそ真剣になれる心は生まれます。
この本を通して現代の死について、 自らの死に際について考えてみるのはいかがでしょうか。
この世が無常であるからこそ、 お釈迦様のみ教えは尊くありがたいのです。
南無阿弥陀仏