12月3日。
浄楽寺本堂にて大楠観光協会主催「前島密をしのぶ集い」が開催されました。
2019年は芦名に暮らした前島密の没後百周年を迎えます。その期を前にして、浄楽寺世話人の辻井善彌先生による密の晩年についての講演と、佐島御船歌保存会と大楠小学校五年生による船歌のご披露が行われました。
地元の方が多いでしょうか?
50名以上の来場者で本堂の中はいっぱいに。
最新情報を入れ込んだ前島密のこの地との縁、人となり、その偉業など盛りだくさんのお話は、浄楽寺世話人でもあります辻井善彌先生から。先生は民俗学の学者でもあり、地域の文化や歴史などに精通しているので、幅広い知識の中から前島密をみていることもあり、前島密の魅力がさらに深くなる、そんなお時間をいただきました。
佐島御船歌保存会と大楠小学校五年生による船歌は、大工さんが唱する「キアリ」に似た雰囲気。非常に迫力あるお歌で、当時の漁師の方たちの活気が目に見えるようでした。
多くの方が御船歌を真剣に拝聴しているのをみて、改めてこのような文化が残っていることは大変ありがたいことだなぁと感じながら、贅沢な時間を過ごさせていただきました。
観光協会の皆様、辻井先生お疲れ様でした。