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副住職

元旦・甘酒・お念仏


今年も新年を迎えることができました。

皆々様本年もよろしくお願いいたします。

さて、1月1日に修正会を開催いたしました。

今年は初めての試みということで寺報での告知だけでしたので

何名いらっしゃるかというところでしたが、

15名程度の方が参拝にこられ、共にお念仏をお称えしました。

特に「喪中」の方が多かったようにも思えましたので

神社では初詣ができないというかたはお寺にはお参りしやすかったのでしょうか。

確かにお寺の初詣には、そういった決まりはないそうです。

それよりも、修正会をはじめましたのは、

1年の始まりに先祖代々への感謝の心と、家族全員の1年間の安泰を願って

阿弥陀様にお祈りすること、念仏することこそが、

仏教徒としてとても大事なことであるということに気づいたからです。

始まりと終わりというのは一つの物事に対しては一つしかありません。

「はじめよければ終わりよし」

「終わりよければすべてよし」

ということわざがあります。

物事の始まりと終わりというものはその中間部分を考えても、とても重要な意味を持ちます。

始まりと終わりはいつでも大切にしたいものです。

1年の始まりを大切にして、今年一年を大切にできればいつか

自分の命の終わりが目の前に来たとき、大事にすることができるのではないか、

お念仏の元にまた浄土での生活の始まりを求めることができるのではないか

と考えました。

参拝くださった方、ありがとうございました。

参拝されていない方もどうかこのお正月週間にお参りくだされば

ありがたいです。

また、今年は参拝の方に修正会でご祈祷した、浄楽寺のお守りを

住職が手配りでお授けしました。

来年の修正会で持ってきていただければお炊き上げいたします。

手作りの甘酒もおくばりしました。

大変好評でしたので、来年はもっとお知らせをして

望みたいと思います。

ゆりがきれいに咲いています。

お参りの際には。

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